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ミラノ周辺について

さて、今回はミラノの周りの土地について書いていきたいと思います。

ロンバルディアはミラノだけで回っているわけではありませんw

まずは、日本の皆さんにも馴染みの深い土地から紹介していきたいと思います。


クレモナという名前、聞いたことはありませんか?

耳をすませばという宮崎駿監督の作品に出てくる少年がバイオリン製作を学びに留学する土地がクレモナです。
クレモナは楽器製作の聖地として広く認識されていて、世界中からたくさんの留学生が勉強に来ています。
それには理由があり、現代において最高級の楽器とされるバイオリンを製作したアマーティ家、グァルネリ家、アントニオ・ストラディバリの店があったからではないでしょうか。

一時期バイオリン製造は衰退しましたが、独裁者ムッソリーニの保護により復活しました。戦争下においては音楽どころではなかったのかもしれませんね。
そして、いまでは町の中にたくさんの工房があってちらっとですが実際に見ることもできます。もちろん買うこともできるし、特注でオーダーすることもできます。

クレモナの音楽に対する情熱は製造だけにとどまらず、音楽院が多数あり町を探索していると窓からいろいろな楽器の音や、歌声が聞こえてきます。
朝や、夕暮れに聞こえる楽器の音や歌声はそれはそれは素敵な思い出になることでしょう。

こうやっていろいろと文化的なことを書きましたが、旅行者の目的はやはり食ですよねw

しかし食文化はミラノに近いのでミラノの影響を受けた料理が多数存在していますが、残念ながらクレモナ発祥の食べ物はあまりありません・・・。
思いつくのは2つのみ!!

1つ目はモスタルダ。

これはフルーツをマスタード風味のシロップに漬けたものでとても美味しいです。

甘辛いこの味は日本の方には初めての味であるため最初はみなさん拒否反応を示します!しかし、何度も食べているとかなりの確率でくせになりますwwww
お土産にみんなほしがりますw
レストラン用には確か輸入している会社があったと思いますが。。。

食べ方としては、茹でた肉と一緒に食べるのがもっともポピュラーではないでしょうか。
あとは柔らかいフレッシュなチーズ、とくにストラッキーノという乳牛で作られたヨーグルトのような味のするチーズとの相性はもう最高です。

2つ目はトローネという蜂蜜と卵白のヌガーのようなお菓子です。
このトローネ、甘いです。
だいたいお茶菓子としてよく出されます!エスプレッソにはよく合う気がします。
これにはだいたいナッツを混ぜて売っているのを空港なんかでもみかけます。

お土産にもちょうど良い大きさです。トローネには固めのトローネとトローネモルビドという柔らかいキャラメルのような食感のものもありますが、どちらも独特の食感で両方オススメですwww

クレモナは日本の方にはとてもマイナーな土地ですが、のんびりとイタリアを満喫されたい方にはとてもいい場所ではないでしょうか。。
あまりホテルがないので、料金はちょっと高めですが家庭的なホテルが多数なのでアットホームな雰囲気で快適な滞在になると思います!!!

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